2019/09/19 10:51

南アフリカのダーバンという町はNorth coastにあり
比較的1年中暖かくリゾート地として知られています。
日本人にはまったく馴染みのない街ではありますが
整備された町の様子は、イギリスの住宅街のような雰囲気です。


たくさんあるポイントの中から、一番安全そうな街中のポイントに出かけました。
ピア、と呼ばれるポイントです。
早朝波がよさそうだったので、早起きし、1枚目に撮った写真がこれ。。なんとも寒そうですね。
そして、実際寒かったです。
日本の11月くらいの感じでしょうか。


この日は胸くらいのサイズのビーチブレイクです。
波のパワーは強め、ワイルドな波です。
ピアに沿って割れるところと、ピアとピアの真ん中で割れる波と
コーストラインに沿ってピークは無数にありそうですが、
一番ひとがたくさんいたポイントに入ってみました。

こんな感じでピアの先端からジャンプしてIN.
ワイルド!

気温も上がってきて、海パンだけでサーフィンしているひとも!
わたしは5ミリフルを着ていましたけど・・
ワイルド!

ここでわたしは、運命の一瞬を迎えることになります。

この写真の翌日は、波のサイズもワンサイズ小さくなり
子供たちやガールズサーファーで混雑しました。
わたしにもちょうどよいサイズだったので、波を狙って海に。
見慣れないであろうアジア人女性サーファーにも
人々はフレンドリーでHI!と声をかけてくれます。
そんななか、白髪のショートカットの上品なおばさまに声をかけられました。
「あなたどのくらいサーフィンをやっているのかしら?」
「まだ半年くらいです」
「あら、にしては上出来ね。わたしはどのくらいしているかわかる?なんと14年よ」
「わあ、長いですね。さっきの1本すごくよかったですね」
「見た?そうね、あれがあるからやめられないのよ」
「おいくつなんですか?」
「64よ」

もうすっかりおばあちゃんだそうな、その上品はおばさまとの簡単なやりとりでしたが、
サーフィンをはじめて半年、なかなか上達しなくてイライラしていたわたしわたしにをほめてくれ
さらにチャーミングに「やめられないのよね」とほほ笑んだ彼女は
その日から、あこがれのサーファーになったのでした。

64で14年ということは40からはじめたのか・・・
人生遅いということはないですね。
いつでもなんでも好きなことができます。
わたしも白髪になっても波に乗っていたいなあと
そのとき思ったのでした。

彼女との出会いで、怖かった街も急にキラキラ素敵な街に見えてくる不思議。笑

次回は、そんなダーバンの街の様子や宿泊した場所などを
ご紹介しますね。

では。