2019/09/11 11:47


南アフリカのダーバンという町の空港に到着したのは
午後5時のことでした。
タイのバンコクからカタールを経由して長い旅のあとについた空港の風景。
もうすっかり真っ暗です。

降りたときに感じたのは少しの怖さ。
見慣れない人々、言葉、雰囲気は
ほかの国ではあまり感じなかった怖さがありました。

今では笑い話だけれど
その怖さの原因は
事前に外務省のホームページで
危険なことをたくさん読んでいたから。。。

赤信号で止まっているときに発砲されて死亡。
とか
強盗、恐喝は日常茶飯事。
とかとか。

空港の警備員さんも装備が違う。
マシンガンのようなものを持っている。。。

怖い。。。


これが、のちに「わたしたちの住みたい街ランキング1位」
に輝く南アフリカ、ダーバンの第一印象でした。



滞りなくレンタカーの手配をして、ホテルに向かいます。
なかなかたどり着けなくて、広い道路に私たちの車だけが信号待ち。
なんて時には、心臓がどきどきして、とにかく早く着いてくれと
祈るような気持ちでいたのをすごく覚えています。

ホテルがわからないのもそのはず、
入り口には分厚くて大きな鉄格子がありました。笑


ただただ恐怖の初日の夜は
ちかくのスーパーで食べ物を買ってきて
そそくさと食べ、早めに眠ることにしました。

翌朝、近所を散歩するくらいの勇気が湧き
というか、好奇心には勝てず
なかなか閑静な住宅街であることに安心したのでした。


つづく